賃貸住宅でペットを飼う際に気をつけるべきこと
最近は、ペットと一緒に入居できる賃貸住宅も登場し人気が高くなっています。ペット可の賃貸住宅では、特に注意する項目があります。
まず、飼育する動物の種類です。飼育するのに都道府県などの許可が必要といった特殊な動物はもちろんですが、猫や犬といった身近な動物でも小型犬のみOK、猫のみOK、頭数は1頭のみなどといった詳細な制限があるケースも少なくないので重要事項説明の特記事項や禁止事項を熟読する必要があります。
またその物件の他の居住者の方に対するマナーとして、共用部のエレベーターや廊下の使い方には注意が必要です。
賃貸物件は、大家さんや不動産会社の大切な資産です。そこを借りて住むのですから、家賃の滞納がなければ使い方は自由というわけにはいきません。
借り手には、借り物の部屋を大切に正しい注意で扱うという善管注意の義務があります。動物がいる暮らしでは、臭いや壁などの傷対策により一層の意が必要です。
賃貸物件に入居する際には退去時のリフォーム代などに充てるための敷金を大家さんに預けます。ペット可の物件ではリフォームやクリーニングが必要になる可能性が高いので、敷金が高めに設定されているケースも多く要確認です。
賃貸住宅で起こりがちなご近所トラブル
賃貸住宅で暮らしているとご近所トラブルになってしまう可能性があります。ではどのような事がご近所トラブルを引き起こしてしまうのかというと、まずはテレビや音楽などの音量が大きいともめてしまう場合があります。
深夜に大音量でテレビを見たり音楽を聴いたりしていて眠れないといった事はトラブルになりやすいです。
次に子供の発する声や泣き声、そしてバタバタ走り回る足音なども揉め事になります。子供が深夜に泣いていたり、早朝から走り回ったりする音は迷惑で注意されるというケースもあります。
また親子喧嘩や夫婦喧嘩、子供を大声で叱るなど怒鳴り声がうるさいと周囲にも非常に迷惑ですし、他にもタバコのマナーが悪かったり、楽器を演奏していたり、掃除機や洗濯機の音やペットの鳴き声などもトラブルの原因になる事があります。
特にタバコを隣人がバルコニーやベランダで吸っていて臭いが入ってきたり、布団が干せなかったりなどもして迷惑しているというケースも少なくありません。
まだまだあります。
近所であっても挨拶をしなかったり、ゴミの分別が出来ていなかったりというマナー関係のものもあります。
このように賃貸住宅では生活音に関するご近所トラブルが非常に多い事が分かります。ご近所とトラブルにならない為にも周囲の住人に配慮して生活していく事が大切です。