賃貸物件の家賃交渉の余地がある時期
一人暮らしをするためにマンションやアパートなどの賃貸物件を探す場合、どうしても気になってしまうのが家賃ですよね。
家賃は安い方が嬉しいに決まっています。
少しでも安い家賃の物件を探すために、いろいろな物件情報を見て回ることは大切です。
ただ、時期によっては賃貸物件の家賃交渉をして家賃を値下げしてもらうことも可能なのです。
その時期は大きく分けて二つあります。
一つは繁盛期が過ぎた6月です。
2月~5月は新入生や新入社員など新しく生活を始める方が多いので物件を探す方も多いのです。
ただ、この時期を過ぎても空室の物件はその後なかなか借り手が見つからない状況になりがちなのです。
この時期であれば物件のオーナーも家賃を下げてでも空室を埋めたいという考えになりますので、家賃交渉がしやすいです。
また、年末も狙い目です。
12月に新居を見つけて引越しをしようという方が少ないので、この時期も同様に家賃交渉がしやすい時期といえるでしょう。
賃貸物件の契約のオフシーズン
オフシーズンに賃貸契約に漕ぎ着けるなら、落ち着いて新居を見つけられる良さを感じられます。
賃貸管理業者が繁忙期に直面している間は、入居を考えている物件がすぐ満室になる確率も考慮に入れて早めの行動を意識しなくてはなりません。
オフシーズンであれば、競争心をたぎらせなくても好みの賃貸物件を見つけ出せるというわけです。
賃貸のオフシーズンとして真っ先に挙げることができるのは、進学や入社を果たそうとしている人たちが物件探しを済ませた直後です。
新生活に慣れるべく選択した居所から離れる余裕がなくなりますから、業者は暇を持て余すと考えられます。
物件めぐりに時間を割けられますし、内覧を行うときにも急かされることがないのでじっくりと実情を見定めることが可能です。
慌てた状態で済ませた判断には、何がしかの穴が存在しています。
埋めるための方法は頭の回転を速くして即決できるようにすることではなく、余裕を持った心でいられる時期を選ぶことです。