物件を賃貸するときの敷金・礼金について

物件を賃貸するときの敷金・礼金について 賃貸物件を借りるときに支払う敷金・礼金については、家主が決めることで、法的な決まりはありません。
住宅不足の時代が続き、賃貸物件が貸し手相場だったつい最近までは、地域によって敷金2か月、礼金2か月が通例、といったようなことがありましたが、賃貸物件の部屋余りが加速している現在は、敷金や礼金を取らない物件が増えています。
敷金は、原状回復費用に充当し、余れば借り手に返すことになっています。
礼金は、住宅不足の時代、いったん貸すとその後家賃がなかなか上げづらかったために、家主が借り手に課したものです。
借り手に返されることはありません。
現在では、敷金のガイドラインが出て、原状回復にはそれほど費用がかからなくなっていますし、家賃は値下がり傾向にありますから、敷金ゼロ、礼金ゼロとしている物件も相当増えてきました。
人気物件なら、敷金や礼金がかかりますが、空きの多い物件だと、部屋を埋めるために、敷金・礼金なしにしているところが多いです。

賃貸物件を選ぶポイントとは?

空き室の増加や低金利から不動産投資が増えて現在は賃貸物件を選ぶポイントはたくさんあります。
自分の好みや条件に合った場所や形値段を選ぶと良いです。
まずは住みたい地域から選ぶのがよいです。
駅から15分とか職場から20分という条件を決めて選びます。
次にどういった形の賃貸物件に住みたいかです。
アパートがよいのかマンションがよいのかテラスハウスがよいのかメゾネットがよいのか一戸建てがよいのか選ぶポイントはたくさんあります。
形のほかには予算はいくらぐらいにするのか敷金礼金はどれぐらいのところがあるのか調べて予算の範囲で決めます。
住む人数によって部屋数を決めます。
好みによってリビング洋室和室など部屋の種類や広さを選びます。
築年数や外観日当たりも選ぶポイントです。
まわりの環境も住む前に調べておくのがよいです。
近くにスーパーなどお店はあるのか病院薬局などはあるのか知っておくと便利です。
近くに工場があるとか電車が走ってる大きい道路があるなど騒音や臭い排気ガスなど暮らしていくうえで影響があります。
周りはどんなうちなのか見ておくのも近くだと似ている場合が多いので参考になります。
実際に住むことをイメージしてよい物件を選ぶといいです。